愛媛県EV推進協会 会員特集 愛媛県EV推進協会 会員特集 バックナンバー
愛媛県EV推進協会会員クローズアップ特集
愛媛県EV推進協会 会員クローズアップ特集

(有)岩城電機商会

愛媛県民間初のコンバートEVが筑波サーキットを疾走! みんなの夢を載せて走る「DREAM-7」
(有)岩城電機商会 「DREAM-7」昨年11月、筑波サーキット(茨城県)で「第16回日本EVフェスティバル」(日本EVクラブ主催)が開催された。その中のレースの一つ「コンバートEV第九74分ディスタンスチャレンジ」には愛媛から2台のコンバートEVが参戦。うち1台が愛媛県で民間第1号となるコンバートEV「DREAM-7」だ。製作した(有)岩城電機商会の若城社長に、完成までの道のりや今後の抱負をお聞きした。


“クルマのでんき屋さん”のプライドが コンバートEV造りを決断させる

若城社長がEVのことを考え始めたのは、新聞やテレビが電気自動車の話題を頻繁に取り上げるようになった2009年の春頃。「“クルマのでんき屋さん”である当社が、EVに手を上げないわけにはいかない。どうせやるなら整備工場の利点が生かせるコンバートEVで勝負しようと思いました」。

早速、情報収集を開始するが、周辺にEVを手がけているところは無く、愛媛県のEV事業も立ち上がっていなかったため、なかなか情報が集まらない。そこでネットや自動車専門誌に出ている会社に直接電話し、見学させてもらったり、EVのレースイベントに足を運ぶなど地道に情報を集めた。「サーキットを走るEVを見たとき、自分もレースに出たい、これなら造れると思い、改造車両の購入を決めました」。

当時のコンバートEVは、重量の軽い軽四やコンパクトカーを車体に選ぶのが主流だったが、若城社長が選んだのはスポーツカーの「マツダRX-7」。その理由は「どうせ造るのなら目立つクルマじゃないとインパクトがない。いろいろ調べたところ、RX-7のコンバートEVはまだないらしいので、これに決めました。しかもガルウィングの車体が見つかったのでラッキーでした」。

2010年5月に改造がスタート。しかし夏場は本業のカーエアコン修理が忙しく、改造作業はすぐに休業状態に。8月下旬から作業を本格化させると、その後の約2カ月間で一気に追い込みをかける。クルマのスイッチを初めて入れたのが10月25日。「アクセルを踏み込んでタイヤが回った瞬間は、とにかくうれしかったですね。これで11月3日のレースに出られるとほっとしました」。

ナンバープレートの取得が間に合わなかったため、公道でのテスト走行は諦め、若城社長の友人が経営しているパチンコ店の駐車場を借りることに。「EVはエンジン音が無いので、早朝の真っ暗な時間帯でも近所迷惑にならないんですよ」

そして迎えた11月3日(水)の「第16回日本EVフェスティバル」。若城社長を含むドライバー5人で挑んだレースの結果は、大健闘?の19位(26台中)。このレースには愛媛県EV開発センターの「EHIME EV-1」(ダイハツコペン)も参戦し、7位の好成績を収めている。「オレンジ色のコペンに抜かれるたびに、悔しさがこみ上げてきました。今年は打倒コペン、そして優勝を狙います」と若城社長の鼻息は荒い。

(有)岩城電機商会 代表取締役  若城 弘之

会員さんへのお問い合わせ
愛媛県EV推進協会へのお問い合わせ ℡089-960-1132