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(有)富士タクシー

燃費に加え、軽自動車ならではの経費削減効果を発揮。通常タクシーより経営効率が良く、乗り心地も快適。

EVタクシーが事業として成り立つ「仕組み」は比較的単純だ。i-MiEVの車両本体価格は約460万円(発売当時)。補助金を使えば1台360万円前後で購入できる。一方、EVタクシーの月間売上は約55万円(同社の導入当初実績)で、人件費やリース料などの維持費を差引くと、月13万円程の利益が確保できる。単純計算すると2年4カ月で車両代がペイできる。

有)富士タクシー EVタクシー事業

さらにi-MiEVは軽自動車のため、普通自動車の通常タクシーより経費削減効果が大きい。例えば愛媛県の場合、i-MiEVを使ったEVタクシーの自賠責保険料は年間9千円(通常タクシーは年間9万円)、車検は2年ごと(通常タクシーは1年ごと)、任意保険も通常タクシーの半分程度だ。これに燃費の良さで圧縮できる燃料費を考えると、通常タクシーに比べ年間約70万円の経費が節減できるという。LPGが値上がりしている昨今では、通常タクシーよりEVタクシーの方が経営面で効率的で、さらにメンテナンス経費が節減でき、経営面で有利であるという。

ではEVを自家用車や公用車にした場合の経費削減効果はどう考えるべきか。加藤社長曰く「当社はEVをあくまでタクシーとして利用しています。自家用車や公用車と違いタクシー料金が稼げるので、車両購入費用の元が取れ、利益が出ています。車両価格や航続距離を考えると、自家用車や公用車で元を取ろうとは考えない方がいいでしょう」。

タクシーの乗客はEVタクシーをどうみているのか。同社によるとEVタクシーの「乗り心地」には長所・短所がある。長所は車内が静かで振動が少なく、通常タクシー独特のガス臭さが無いため、「車酔いしにくい」との声が多い。一方で、通常タクシーより車高が10cmほど高いため、「乗り降りがしにくい」という意見も寄せられている。「i-MiEV導入時は、松山観光に訪れた全国各地の方からかなりの予約をいただきました。今でもEVタクシーを指名するお客様が1日数人いらっしゃいます。環境問題に熱心な方や、新しいクルマ好きの方が多いですね」。

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