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事業沿革 |
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当協会は、愛媛県産品の宣伝紹介、販路拡大、品質改善等を行うことにより、本県地場産業の振興を図り、
本県経済の発展に資することを目的として、平成3年7月に創設されました。平成8年3月、アイテムえひめ内に愛媛県物産観光センターが設置されて以来、社団法人愛媛県観光協会とともに、当センターを運営して
います。
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<県産品販売コーナー>
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事業内容 |
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事業内容としては、@県産品のPR・販路拡大支援・斡旋、A百貨店、イベントホール等で実施する物産展、 見本市、展示会等の開催・参加、B市場調査・物産に関する情報収集と提供、C県産品の品質改善及び販路拡大の指導、D収益事業として県産品の販売事業等と広範囲に亘っています。
都市部の販売拠点としては、首都圏では香川・愛媛せとうち旬彩館(東京都港区新橋)、京阪神では愛媛県大阪事務所(大阪市西区江戸堀)を活用しており、県産品の認知度は年々高まっています。
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<地酒コーナー>
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売場構成 |
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まず、物産展示ゾーンでは愛媛が誇る特産品を豊富に取り揃えています。具体的にはタルト・坊っちゃん団子・薄墨羊羹、伊予柑・五色そうめん・緋の蕪漬け・POMジュース、じゃこ天・かまぼこ・鯛めし、桜井漆器・真珠・砥部焼・今治タオル・伊予絣・伊予水引・姫だるま等が並んでいます。また、愛媛の観光、産業、企業を紹介するコーナーも設置しています。
さらに、砥部焼絵付け体験コーナーもあり、絵付けした作品は後日送ってもらうことも可能で、利用者から好評を得ています。
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<砥部焼絵付けコーナー>
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ITへの取り組みと今後の展開 |
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<お話をお伺いした濱本氏(左)、三好氏>
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業務効率化としてのIT活用は行ってきましたが、(財)えひめ産業振興財団が運営するショッピングモール「あいあいえひめ」への参加が本格的なIT取り組みとなりました。その後、自社サイトも立ち上げ、両サイトの相乗効果で県内産品を総合的に販売する体制が整いました。アイテムの豊富さ、クレジットカード、銀行振込、郵便振替、代引着払と柔軟な決済方法、送料の全国一律800円が魅力となり、順調に売上げは増加しています。
また、自宅に居ながら買物ができる利便性から、ネット販売は今後も伸びるものと考え、愛媛県に馴染みのある顧客からの贈答需要も取り込むべく、ラッピングサービスを強化しています。
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取材者のコメント |
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地方と中央との格差が拡大する中、様々な地域活性化の取り組みが行われています。その一つとして県産品の全国向け販売強化があり、県全体の認知度を高めていこうという動きが全国的に広がり、注目されてきています。
そういう意味では、中立的に県産品をまとめ総合的にPR、販売支援できる機能を発揮し活動されている当協会の役割は大きく、県産業の活性化のための活動領域はITを活用することで広がっていくものと感じました。
今後の課題としては、ネット販売での重要ポイントである顧客とのコミュニケーションがあり、メールマガジンやブログを活用した顧客との双方向での情報交換にも取り組んでいただきたいと思います。
最後に、社団法人愛媛県物産協会様がますます発展されますことをご祈念申し上げます。
(特別研究員 上田 保)
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