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経営革新サトウキビを主とした産品加工による組織化と地域おこし支援機関愛媛県中小企業団体中央会支援内容組織化支援支援区分創業創業創業・6次産業化ロハス企業組合社名/ロハス企業組合事業者代表者名/理事長(代表理事)川上喜八郎概要業種/食品製造販売業所在地/四国中央市土居町入野135?5資本金/1,050,000円設立/平成27年12月1日従業員数/組合員数22名支援に至る経緯四国中央市産の黒糖新商品開発・IT活用新商品開発・ものづくりものづくりその他ロハス(LOHAS:Lifestyles Of Health AndSustainability)とは、健康と環境意識の高い持続可能な生活スタイルを指している。ロハス企業組合(以下、「当組合」という)の前身である「LOHAS倶楽部」は、環境にやさしいライフスタイルを確立する具体的な市民行動の一環で立ち上げられた「四国中央市環境サポーター倶楽部」に始まり、それを母体に平成21年に「四国中央市ロハス倶楽部」として活動を開始、翌22年に名称を変更したもの。「緑の土地を増やそう」「地球環境を良くしよう」とのスローガンのもと、休耕田や遊休地でのサトウキビ栽培の推進及びそのサトウキビを原料とした黒糖、黒蜜や粉末パウダーの製造のほか、黒糖や和三盆糖を取り入れた和菓子作りなどの加工品を開発してきた。また、地域密着型のイベントである「ロハスマルシェ」を定期開催し、これらの黒糖関連商品や有機野菜、手作り豆腐などの販売を行ってきた。これらは、今後も継続される。今回の組織化は、当組合のメンバーが中心となり、当該地域の活性化に資する目的で、より安定した組織・経営体制を構築するため、中小企業等協同組合法に基づく企業組合の設立が発起された。支援内容中小企業組合の組織化にあたっては、組織を継続させるための事業計画策定が必須である。愛媛県中小企業団体中央会(以下、「中央会」という)では、当組合の設立についても、設立同意者の代表メンバーと協議を重ね、固定費を捻出して利益を生み出すための事業計画策定について支援を実施した。併せて、公益財団法人えひめ産業振興財団と連携し、事業規模拡大に向けた設備投資についても検討を進め、その結果、「地域密着型ビジネス創出支援事業」を利用できることとなり、現在、黒糖等の製品の増産に必要となる絞り機や乾燥機、貯蔵庫等の設備導入が進められているところである。主力商品である「黒糖」については、中央会が実施する「県産品の販路拡大を目的とした食品のブラッシュアップ事業」を先行して活用し、商品開発・販路開拓の専門家を交えながら、加工方法や販売価格の見直し、「黒糖」を活用した新たな商品開発等、今、消費地で求められる商品づくりについての支援を実14