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経営革新独自の「ポン菓子」手作り製法を活かした全国への販路拡大支援機関伊予商工会議所支援内容新商品開発とITを活用した販路拡大支援区分新商品開発・IT活用創業創業・6次産業化金沢製菓社名/金沢製菓事業者代表者名/代表金澤憲一郎概要業種/菓子製造卸売業所在地/伊予市灘町212設立/昭和26年従業員数/2名(パート6名)支援に至る経緯ポン菓子新商品開発・IT活用新商品開発・ものづくり相談者である榎本路子氏(以下、「相談者」という。)は、父親で代表者である金澤憲一郎の三女である。金沢製菓は、昭和26年に水飴製造業として祖父(1代目)が創業し、昭和34年に、父(2代目)が米菓子製造卸売業に業態転換を図り、地元のお米「松山三井」を使用した米菓子(ポン菓子)を製造している。代表者が高齢となり、現在の菓子製造が体力的にも難しい状況になってきたこともあり、事業縮小、廃業等を検討していた。しかし、相談者は、小さい頃から父の製造光景をみて育ったこともあり、この日本独自の菓子文化・父独自の手作り製法を次世代へ伝えたいと思い、父からの事業承継を決意し、相談者の夫が承継することで準備を進めている。相談者は、事業を継続していくためには、販路拡大と新商品開発が必要と考え、伊予商工会議所(以下、「会議所」という)に相談があったことから今回の支援が始まった。ものづくりその他支援内容(1)事業承継(技術承継)父独自の米菓子手作り製法により、ベタつかず、食べやすい「おこし」を春夏秋冬、季節を問わず提供できる技術を父が元気なうちに相談者の夫へ技術承継する。(1~2年)(2)販路拡大現在の卸問屋への販売に加え、新たにホームページを立ち上げ、全国へ向けてのネット販売を開始する。※「小規模事業者持続化補助金」の活用(3)商品開発・PR戦後はみんな知っていたポン菓子を現代の子供たちは知らないことが多いため、昔ながらの味と製法を守りつつ、現代にあった新しいパッケージの作成、若者向けの商品開発を行いながら、地域のイベント等に参画しポン菓子をPRする。20