沿革・特徴

内子地方の和ろうそくの製造業者は、かつては27軒も
ありましたが、大正時代になり価格の安い西洋ろうそく
が普及すると和ろうそくの製造は衰退し、戦後は内子町
の1軒のみとなりました。
和ろうそくは、ハゼの実から搾り取った蝋を和紙と
イグサで作った芯の周りに素手でかけていき、乾燥させて
また上塗りします。和ろうそくの炎はとても大きく、
温かみがあり、すすが出ないので長い時間ともすことができます。
製造される地域 内子町
指定年月日 平成14年2月15日