Ehime Food Innovationコンソーシアム設立総会におけるご質問等へのお答えについて
- 日程:2021年12月20日 〜 2021年12月20日
県内の食品関連産業について、「フードテック」や「デジタルマーケティング」を活用したイノベーションの創出を図るとともに、これらに必要な人材育成・マッチングを一体的に推進するため、下記のとおり開催した「Ehime Food Innovationコンソーシアム」(会長:愛媛県経済労働部産業支援局長 佐藤努)の設立総会における当日アンケートのご質問等に回答させていただきます。
1 開催日時
2021年12月20日(月)15:00~17:15
2 会 場
テクノプラザ愛媛 テクノホール(松山市久米窪田町337-1)
3 次 第
① 今後のコンソーシアムの取組みについて
Ehime Food Innovationコンソーシアム 会長 佐藤 努
Ehime Food Innovation コンソーシアム規約
② 食料生産のDX化に関する愛媛大学の取組み
Ehime Food Innovationコンソーシアム 副会長 羽藤堅治
愛媛大学学長特別補佐 菅原卓也
③ 基調講演1 食のイノベーションが求められる背景とフードテックの活用
株式会社スペックホルダー 代表取締役 大野泰敬
④ 基調講演2 農林水産省におけるフードテックへの取組
農林水産省 課長補佐 井戸萌愛
4 当日アンケートのご質問に対する回答
Q1:えひめ産業振興財団が中心となって企業の窓口業務を行うということでしょうか。
A1:本財団が本事業における企業の窓口業務を行います。
県では、令和3年度9月補正予算において、「フードテック」や「デジタルマーケティング」を活用したイノベーション促進や人材マッチング等を実施し、地域経済の活性化を図る「食品関連産業イノベーション促進事業」を予算化しました。
本財団は、県から本事業の委託を受け、次の業務を実施します。
① 食品関連産業のフードテックによるイノベーションを加速させるための「Ehime Food Innovationコンソーシアム」の設置。
② フードテック・デジタルマーケティングによるイノベーション創出に向けたプロセスを記載した「フードテック・DX化推進実施計画案」の策定。
③ フードテック・デジタルマーケティングの認知度向上に向けたセミナーや広報の実施や個別WG(ワーキンググループ)による外部専門家と連携した支援。
Q2:各WGで支援や開発、分析を行うとなっているが、それらを行うための情報やデータがあったが環境はどうなっているのか。(プラットフォーム)
A2:各WGでの支援や開発、分析、情報やデータのやり取りについては、コロナ禍の感染状況も踏まえ、対面若しくは、WEB会議等による実施を想定しています。
Q3:EFIの取組みは理解しましたが、各WGのプロセスとタスクを大まかで良いので教えてください。
A3:各WGのタスク及びプロセスについては、大まかには次のとおりです。
○フードテック商品開発WG
重点分野の商品開発等を行う事業者に対し、外部専門家によるアドバイスや、協業パートナーの紹介等の支援。
・2月下旬~3月上旬に第2回コンソーシアム開催
「フードテック・DX化推進実施計画案」や今後の取組み等について報告
○デジタルマーケティング活用WG
外部専門企業によるWEB、SNS運用簡易診断による運用改善や、マーケットニーズをとらえた商品開発を支援。(※今年度については公募を行っておりません。)
・12~2月:外部専門企業によるWEB、SNS運用簡易診断(20社)
・1~3月:外部専門企業によるデジタルマーケティング伴走型支援(5社)
○人材育成・採用WG
新事業で必要となる人物像を整理し、関係機関と共有し、各種セミナー等と連携したマッチングや広報の実施。
・12月:設立総会において愛媛大学のFOOD CAMPの取組みを紹介
・2月:FOODEX JAPAN(食品関連企業が多く集まる展示会)において、EFIコンソーシアムの取組みについて紹介。
Q4:EFIでの取組みマップなどはありますか。
A4:今後の取組みの中で作成することを検討します。
Q5:スペックホルダーの大野様が「サポートします」とのこと。本コンソーシアムと大野様の関係はどうなっていますか。(コンソーシアムでの大野様の立ち位置はという意見です)
A5:スペックホルダーにつきましては、本事業のフードテック商品開発WGの業務を財団が再委託している企業であり、大野様については、同社の代表及び外部専門家として、当該業務実施の中心的役割を果たしていただいています。
Q6:参画会員にはいつでも入れますか。手続きがありましたら教えてください。
A6:EFIコンソーシアムについては、随時参画が可能です。手続きについては「Ehime Food Innovationコンソーシアム規約」第4条に定める別紙様式(入会申込書)を財団までご提出いただきます。
Q7:例えばSPECHOLDER社に個別相談する場面は今後あるのでしょうか。
A7:今後、個別面談形式の相談会を開催することとしております。詳細が決まり次第財団HPに掲載するとともに、設立総会にご参加いただいた方にはメールにてご案内させていただきます。
Q8:参加者の顔が写る角度で写真を撮影されていましたが、何に使うのか、また参加者の許可をとるとか、そうした説明・配慮がないのは問題があると思います。
Q8:財団内部での記録用として撮影を行ったものです。ご参加の皆様方には、事前のアナウンス等により、疑念の払しょくに努めるべきでしたが、ご不快の念をおかけ致しまして、大変申し訳ありませんでした。
○ご意見
・これからの食についてすごく興味深い内容でした。
・大変勉強になりました。
・フードテックが注目されつつあることはよくわかりました。食と農、会社として何ができるか、持ち帰り検討させていただきます。
・いろいろな連携がすすんでいることがわかったが相談先の一覧などがあれば活用したい。
・世界の情勢が感じられてよかった。情報を継続してもらいたい。
・佐藤会長の御講演、スペックホルダー社のプレゼンで、なぜ今FoodTechというテーマでコンソーシアムを立ち上げられたのかが良く理解できました。実際に産業を興して雇用創出につなげていくには、有能な人材確保が課題になると思います。EFIには人材確保の施策立案・実行を期待します。
・設立総会といいながら、コンソーシアムの運営規約の説明・配付もなく、参画会員(リスト)の紹介や(設立総会時点での)会員数の説明もない(コンソーシアムからの脱会手続き、各種変更手続き等の説明を含め)。単に“講演を聞いただけ”という印象を持ちました。そもそも会長のコンソーシアムの取組みの説明も背景の解説に大半の時間が費やされ、取組みの中身についてはあまり理解できなかった。
※貴重なご意見を賜りありがとうございました。いただいたご意見につきましては、今後の事業推進に生かしてまいりたいと考えておりますので、引き続きご協力賜りますようお願い申し上げます。
5 お問い合わせ先
公益財団法人えひめ産業振興財団 産業振興部産業振興課
〒791-1101 松山市久米窪田町337-1(テクノプラザ愛媛内)
TEL:089-960-1201 FAX:089-960-1105
E-mail:efi@ehime-iinet.or.jp