Robot Suit in the Future
基調講演
「ロボットスーツHAL最前線」
~医療福祉分野、HALFITへの展開~
CYBERDYNE株式会社 代表取締役社長/CEO 山海 嘉之氏
日本学術振興会特別研究員,筑波大学機能工学系助手,講師,助教授,米国Baylor医科大学客員教授,筑波大学機能工学系教授を経て現在,筑波大学大学院システム情報系教授。サイバニクスセンター センター長。CYBERDYNE(株)CEO。
日本栓子検出と治療学会会長,日本ロボット学会理事,日本ロボット学会評議員,欧文誌Advanced Robotics委員長,医学雑誌Vascular Lab. Executive Editorなどを歴任・担当。筑波大学「次世代ロボティクス・サイバニクス」学域代表。
サイバニクスセンター センター長。グローバルCOE:サイバニクス国際教育研究拠点リーダー。内閣府 FIRST:最先端サイバニクス研究プログラム統括者。CYBERDYNE(株)創設者/代表取締役社長。
Cybernetics, Mechatronics, Informatics を中心として,脳・神経科学,行動科学,ロボット工学,IT技術,システム統合技術,生理学,心理学などを融合複合した人間・機械・情報系の新学術領域「サイバニクス」を開拓し,人間の機能を強化・拡張・補助する研究を推進。
主な研究業績として,人間の身体機能を増幅・拡張する装着型のロボットスーツHAL(Hybrid Assistive Limb)を世界で初めて開発し,2004年6月には研究成果で社会貢献すべく”HAL“の開発/製造を行う大学発ベンチャー「CYBERDYNE(サイバーダイン)」を設立。ネットワーク医療,次世代医療福祉システムの研究開発も精力的に推進している。
事例発表
「HALFITでの事例紹介」
~ロボットスーツHAL福祉用の運用について~
CYBERDYNE株式会社 CYBERDYNE STUDIO 理学療法士 長谷川 真人氏
CYBERDYNE, inc.
■講師プロフィール
2001年国際医療福祉大学保健学部理学療法学科 卒業
2003年11月~2007年3月ニューヨーク市内Jewish Home and Hospital(高齢者介護リハビリテーション施設)にて勤務
2007年帰国後、ベネッセスタイルケア 有料老人ホーム アリア松原にて理学療法士として勤務
2008年3月~2010年6月末まで東京大学医学部附属病院リハビリテーション部に理学療法士として勤務
2010年9月、ボストン大学理学療法士博士課程卒業
2010年7月~CYBERDYNE株式会社 第2営業部、第2研究開発部 理学療法士として現在に至る。
主にロボットスーツHAL運用、開発に従事している。
更新日:2012年3月16日
(財)えひめ産業振興財団
産業振興部 産学官連携推進課
ロボットスーツ推進事業
〒791-1101
愛媛県松山市久米窪田町337-1
TEL 089-960-1150
FAX 089-960-1105
ロボットスーツを活用した健康ビジネス推進事業の記者発表

平成23年6月9日木曜、10:15~10:45ロボットスーツHALの
プレス発表をテクノプラザ愛媛1階交流サロンで行いました。
名称:HALスポット
ロボットスーツのニュース
2011年6月9日(木) 県がロボットスーツで健康ビジネス推進事業 、えひめ産業振興財団(理事長・森田浩治伊予銀行頭取)は9日、下肢の運動を支援するロボットスーツを活用した健康ビジネス推進に向け、松山市久米窪田町のテクノプラザ愛媛で、装着デモンストレーションを実施した。同推進事業は県の経済成長戦略の一環で、本年度当初予算に1445万円を計上。県から委託を受け、同財団が実施する。
ロボットスーツHALは、筑波大大学院の山海嘉之教授が開発。
脚力が弱った人や障害がある人の運動支援が目的で脳が筋肉に送る電気信号を皮膚に付けたセンサーが感知、装着者の動作を補助する。山海教授らが設立したサイバーダイン社が2年前からレンタルを開始。サイバーダイン社によると、全国の病院や福祉施設約70カ所で約200台が導入され、立ち座りや歩行などのトレーニングに活用されている。