沿革・特徴

江戸時代より戦前にかけ、茶の湯道具や花器などとして
大きく発展してきました。戦後は安価なプラスチック製品
に押されながらも伝統は受け継がれ、現在に至っています。
伊予竹工芸品を特徴付けるものとして、高級感のある赤と黒
を二重に染色した「文人色」と呼ばれる染色技術やその場の
感性でリズミカルに編んでいく「やちゃら網み」と呼ばれる
編組技術があり、落ち着きと気品に満ちた工芸品として
好評を得ています。
製造される地域 松山市、重信町
指定年月日 昭和55年5月2日