沿革・特徴

伊予がすりの起源は享保年間(1801〜1803)、
現在の松山市西垣生町今出の鍵谷カナが考案した
今出かすりで、他県へ移出されるに伴って、
伊予かすりと呼ばれるようになりました。
伊予かすりは、素朴な味わいと深い色合いを持ち、
久留米かすりや備後かすりと比べると、腺が太く
模様が鮮やかな点が特徴です。
現在では、着物をはじめ洋服やバック、
財布などの2次製品が次々と作られ、人々の
日用品生活で広く愛用されています。
製造される地域 松山市
指定年月日 昭和55年5月2日