沿革・特徴

江戸時代に少女の遊び道具として発達し、江戸後期には
五色の絹糸で巻いた装飾的なものが作られるようになりました。
姫てまりは、古紙などで作った真に赤綿をかぶせ、
黄色の人絹で下巻きをした後、様々な色の色糸で上巻きをして
作られるもので、作り手ひとりひとりによって模様も異なります。
美しい模様で彩られたてまりは、主に出産祝いや引き出物など
贈答用の置物として広く愛用されています。
製造される地域 松山市
指定年月日 平成14年2月15日