基礎素材型産業の割合が高い愛媛県の製造業 四国最大の工業県である愛媛県。製造業の出荷額は3兆4,644億円にのぼり、四 国全体のおよそ43%を占めています。特に紙パルプ、石油などの基礎素材型産業の 割合が高くなっています。近年では、家庭用電気製品や電子部品の製造工場も各地に 立地し、今後ますます重要な産業として発展を期待されています。 |
21世紀にむけ展開する積極的な企業誘致活動 港湾と空港が近接しているという恵まれた運輸条件に加え、瀬戸大橋の開通により物 流機能が一段と向上した愛媛。これを受け、高速道路をはじめとした社会基盤整備も 進むとともに、企業進出が盛んになっています。こうした動きに対応して、愛媛県と 各市町村は、工業用地の整備や工業用水の確保、従業員住宅の確保、道路網の整備な ど、受け入れ体制を整え、積極的に企業誘致活動を展開しています。現在、大手企業 の進出によるビデオ、IC、コンピューターの部品などのハイテク産業の立地が進ん でいます。 |
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