(財)えひめ産業振興財団 産業振興部 産学官連携推進課
ロボットスーツ推進事業
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Robot Suit in the Future

ロボットスーツの紹介Robot Suit INTRODUCTION

  Robot Suit in the Future
ロボットスーツが生まれた背景

ロボットスーツは、ロボットスーツHALシリーズの開発が進められる中で、福祉目的に利用できる水準に到達した技術を結集し生まれました。
ロボットスーツは下肢に障がいのある方々や、脚力が弱くなった方々の筋力の代わりとなり、装着者の下肢動作や歩行をアシストします。
立ちたい!歩きたい!という思いに応えることを願って誕生した自立動作支援ロボットです。
現在、日本国内の施設等でレンタルされており、実用化されています

ロボットスーツは装着者の意思に従って動きます

身体を動かそうとするとき、脳から神経系を通じて体に流れる生体電位信号を、ロボットスーツが、皮膚表面に貼ったセンサーにより検出します。
その信号はロボットスーツのコンピュータに送られて解析され、その結果、各関節部のパワーユニットが動きます。
このように身体から検出される生体電位信号に基づいて動作するので、ロボットスーツは装着者の意思に従って動作をアシストすることが可能となります。

ロボットスーツの種類(タイプ)とサイズ

種類は両方の脚をアシストする両脚型と、右または左の脚をアシストする単脚型(右、左)の3種類あります。
サイズは脚長がS、M、Lの3種類と、腰幅がワイドとノーマルの2種類あります。
種類とサイズでみますと合計18種類をご用意しております。
また、それぞれのサイズはご利用者様の体型に合わせてさらに微調整することが可能です。

ロボットスーツの使い方

~ロボットスーツのアシストを得ながら「ご自身で」行うトレーニング~
身体のバランスをある程度ご自身で保持できる場合
椅子に座りながらの膝の曲げ伸ばし、立位での脚の曲げ伸ばしトレーニング、立ち座り動作トレーニング、歩行動作トレーニング、階段の昇り降りなどのトレーニング等。
身体のバランスをご自身では保持できない方
リフターや歩行器でバランスを取りながら、脚の曲げ伸ばし、立ち座り動作、歩行動作等のトレーニングが行えます。
ロボットスーツとの組み合わせで広がる活用法
例)トレッドミルとリフターの併用により安全かつ効率的にトレーニング等が行えます。このような方式をこれからの歩行支援メニューとして提案して参ります。

各関節部位の動き方の調整ができます

脚の外側にロボットスーツを装着し、足部の内外旋、内外転、股関節部の内外転の調整をすることで、ある程度歩容を固めての歩行動作を行うことができます。
各種情報のリアルタイムモニタリングができます。
ロボットスーツには専用のパソコンが付属します。そのパソコンのモニター画面を通して、さまざまな情報をリアルタイムでチェックすることができます。
たとえば、ご自身の体重を足裏にどれくらいかけることができるか(荷重)を、モニタリングしながら歩行動作トレーニングを行うことができます。
そのとき、左右の足にバランス良く体重が移動できたかどうかを表すグラフが表示されます。
他には、生体電位信号がどれくらい出ているかをゲージで表示する生体電位情報、ロボットスーツ装着者の足の動きを人の絵で表示する等の情報が画面上に表示されます。

適用対象者

高齢や各種筋肉、神経等の障がいにより下肢動作や歩行に不自由を感じる方、補助が必要な方。
(ただし、ロボットスーツは医療機器ではありません。)


ロボットスーツのレンタルについて
現在のところ、個人向けのレンタルは行っておりません。医療・介護福祉等の施設向けにレンタル/リースを行っております。

レンタルにつきましては、CYBERDYNEへ直接お申し込みいただくか、全国の代理店や取次店を通して
お申し込みください。レンタル契約期間は、6ヵ月〜5年の範囲で設定いただけます。

レンタル価格表はこちらから
 






  ロボットスーツを活用した
  健康ビジネス推進事業

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