【開催レポート】第12期えひめベンチャー起業塾 第2回講義を実施
「第12期えひめベンチャー起業塾」の第2回講義が、2025年10月9日(木)18時30分~21時00分に松山大学で開催されました。本回も松山大学経営学部の東渕則之教授が登壇し、受講生は前回の学びを振り返りながら、新たなビジネスモデルの視点を学びました。
■ グループワークによる第1回の振り返り
まず受講生はグループに分かれ、第1回で学んだ内容を振り返り。
互いに意見交換を行うことで、知識の定着と理解の深化を図りました。
■ 第2回講義:「起業事例に学ぶ~新たな価値を創出しているビジネスモデルから学ぶ『模倣の経営』~」
続いて本日のメインテーマとして、「模倣の経営」をキーワードにした講義が行われました。
・Value Star Model や ビジネスモデルキャンバス の活用
・カフェ業界の事例(スターバックスとドトール)から学ぶ、模倣からオリジナルが生まれるロジック
・「丸写しは美徳である」とする「模倣のパラドクス」の考察
受講生は、模倣と差別化の関係について実践的に理解を深めました。
■ 先進企業事例からの学び
さらに、実際の企業事例を通じて、価値創造と収益化の仕組みを考察しました。
・ラクスル(シェアリングによる印刷・物流プラットフォーム)
・快看漫画(中国発の漫画配信プラットフォーム)
これらの企業が「市場の課題をどう解決し、どのように差別化と収益化を実現してきたか」を分析しました。
■ 今後に向けて
今回の講義を通じて、受講生は「模倣から新しい価値を生み出すプロセス」を実例とともに学びました。今後の起業プラン構築において、具体的な事業モデルを検討するための重要な視点となることが期待されます。