【開催レポート】第12期えひめベンチャー起業塾 第4回講義を実施
「第12期えひめベンチャー起業塾」の第4回講義が、2025年10月23日(木)18時30分~21時00分に松山大学で開催されました。
本回は松山大学経営学部の森田正大准教授 及び 株式会社アドリブワークス 代表取締役 山岡健人氏が登壇し、受講生は前回の学びを振り返りながら、新たな価値を生み出す起業アイデアを考えるワークに取り組みAIツールの活用方法を学びました。
■ 第1部「新たな価値を生み出す起業アイデアを考えるワーク」(第3回までの振り返りを含む)
森田准教授が登壇し、新たな価値を生み出す起業アイデアには北極星(方向性)を定めることが重要であること、及び第3回までの振り返りをしながらビジネスモデルのフレームワークについての考え方についての講義とグループワークがありました。
受講生は、起業アイデアを良いビジネスモデルにするための知識の定着と理解の深化を図りました。
・起業において大切なこと(北極星を定めること)
・ビジネスモデルのフレームワーク(Value Star Model)の考え方
・良いビジネスモデルをつくるためにふまえておきいたいこと
・模倣の経営の論理
・北極星プランワークシートの検討(グループワーク)

■ 第2部:「新たな価値を生み出す起業アイデアを考えるワーク」
続いて、山岡健人氏によるAIツール(triven Sketch) の活用方法について講義とワークが実施されました。
・日々の「思いつき」をビジネスプラン化するAIツールを使ったワーク
受講生は、起業アイデアと模倣からビジネスプラン化する進め方について実践的に理解を深めました。

■ 起業アイデアをビジネスプラン化するフレームワークについての学び
受講生は、起業アイデアをフレームワークで整理することによってビジネスプラン化できること、さらに事業企画書を作成できることを学びました。
・AIツールにアカウント登録
・Step1;アイデアシートの作成
・Step2;ビジネスモデルキャンバス(BMC)によるビジネス設計図(誰に何を提供するのか)の作成
・事例紹介(EC運営会社のビジネスモデルキャンバス)
・Step3;事業企画書の作成
■ 今後に向けて
今回の講義を通じて、受講生は「起業アイデアに模倣を掛け合わせることで新しい価値を生み出すこと、起業アイデアをAIツールでビジネスプラン化できるとともに事業企画書を作成できること」を学びました。
次回以降の起業プラン構築・ブラッシュアップにおいて、具体的な事業モデルの検討や企画書作成の際にAIツールと対話しながら作成することによって、より熟度が高まることが期待されます。
