第12期えひめベンチャー起業塾 第5回講義を実施
2025年10月30日(木)18:30~21:00に、「第12期えひめベンチャー起業塾」第5回講義が開催されました。
今回は、これまでの学びを振り返りながら、自身の事業構想を具体化するための「北極星プラン検討シート」の作成を中心に進行しました。
第1回~第4回の学びを統合し、事業構想を可視化
第5回では、これまでの講義内容(アイデア創出・課題分析・マーケティング・ビジネスモデル設計など)を総合的に振り返り、それぞれの塾生が自分の事業アイデアを形にしていく時間となりました。
アドバイザーの先生方からの助言を受けながら、「自分の事業の方向性=北極星」を明確にするために、北極星プラン検討シートを作成。
塾生たちは、これまで学んだ Value Star Model などのツールを活用しながら、自身のビジネスの価値や社会的意義を言語化していきました。
「模倣の発想逆転」による新しいビジネスアイデアの創出
発想法の補足として「模倣の発想逆転」という新しい視点を学びました。
これは、既存のビジネスコンセプトをあえて“ひっくり返して”考えることで、今までにない新しい価値やアイデアを見出す手法です。
塾生たちはお手本の事例を参考にしながら、自らの事業に応用できる発想を次々と生み出し、創造力を大いに刺激されていました。
アドバイザーによる個別指導と実践的アドバイス
今回の講義には、当財団のBSO(Business Support Office)サブマネージャーである 高岡美穂氏、中小企業診断士の 三好孝則氏 をはじめ、自ら経営者であり、起業家のアドバイザー、メンターとして経験豊富な植松守氏及び室節季男氏、ファンドや財務面の専門家である岩本直人氏、ICT専門家であり起業アドバザーとしても知見豊富な松本英次氏といった多彩なアドバイザーが参加しました。
それぞれの視点から塾生のビジネスプランに対して具体的なアドバイスが行われ、実践的な学びの機会となりました。
塾生にとって、自身のアイデアを多角的に検討し、ブラッシュアップする貴重な時間となりました。

次回への展望
次回、第6回(11月6日)では、塾生による「北極星プラン発表会」が予定されています。
これまでの学びを形にした成果発表の場として、さらなる成長と挑戦が期待されます。
